私立大学の受験勉強で意識すべき3つのポイント
毎年センター試験が終わる1月中旬頃から実施され始める私立大学入試。
この入試を受けて大学合格を目指す人が大部分です。
この記事では、私立大学受験予定の人が、うっかり忘れてしまっていたり、気づいていないことについて説明します。
正しい受験勉強に取り組めば、合格する確率もぐんと上がります。
私立大学の勉強で意識すべき3つのポイント
公募推薦入試の問題にも挑戦しよう
一般入試に比べて科目数が少なかったり簡単だったりする公募推薦入試、自分には無関係だと思っていませんか?
確かに残された時間が多い分、一般入試の方が余裕を持ってしまいがちです。
しかし、はっきり言ってしまうと、公募推薦で合格できない人は、一般入試でもほとんど不合格になります。
公募推薦の時期に合格最低点を取れない人が、一般入試の時期により高い水準に達するのは困難です。
一般入試で合格するには、公募推薦受験者よりも良い成績を取っておく必要があります。
公募推薦は11月頃に実施されるので、学校や塾にある赤本などでそのレベルにちゃんと到達しているのか確認してみましょう。
下のレベルの大学の問題も解いてみよう
関西圏の話になってしまいますが、多くの受験生は関関同立を目標として受験勉強に励むことが多いです。
しかし、実はその多くが、産近甲龍の問題すらまともに解けません。
目標があるのは大切ですが、物事には段階があります。
まずは目標の一つ下のレベル、滑り止めの大学の問題で合格点を取ることが大切です。
自分の実力を正確に把握するためにも、様々な大学の過去問に挑戦してください。
その時期は早ければ早いほどいいと思います。
「自分はこの大学の問題すら解けないのか…」と自覚するのはショックを受けますが、それを原動力にしっかり勉強すれば、志望校にもきっと合格できます。
2ヶ月に1回くらいは、どこかの大学の過去問を解くようにしましょう。
こちらの記事も参考にどうぞ。
出題傾向をきちんと確認しよう
特に英語に多いのですが、その大学が記述式なのかマーク式なのかを把握していない人が多いです。
マーク式の場合、単語の綴りまで正確に覚える努力は必要ありません。
逆に、記述式で和訳がある場合は、英語は勿論、正しい日本語も書ける必要があります。
整序問題の有無や、長文の長さと空欄の有無、文法問題の比重など、確認すべきことは沢山あります。
複数大学を受験する予定であれば尚更です。
苦手だからとりあえず手を付ける、というのは、無駄になってしまう可能性もあるのです。
塾の先生などの多くはこの傾向を把握しているのですが、きちんと自分でも確認しておきましょう。
赤本の最初の方に載っていることが多いので、書店で軽く目を通しておくといいでしょう。
(写真を撮ったりするのは著作権法違反なのでいけません)
正しい対策で、合格を引き寄せろ
適当に何となくで勉強をするのは非常に効率が悪いです。
自分にとって何が必要なのかを理解して、賢く受験勉強を進めましょう。
一人で勉強するのが難しければ、動画による勉強もオススメです。
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