【レベル別】高校英語のオススメ教材【偏差値55(産近甲龍)まで】
高校英語の教材には、非常にたくさんの問題集や参考書があります。
本屋に行くと、
「いっぱいあって、どれを買っていいのか分からない」
となってしまうかもしれません。
この記事では、高校英語の教材の中でも、使いやすいものについて紹介します。
歴10年の塾講師のお墨付きなので安心してください。
大学のレベル別に紹介しているので、自分に合ったものに挑戦しましょう。
>>「【レベル別】高校英語のオススメ教材【偏差値45(摂神追桃)まで】」
このレベルでは文法に加えて、長文演習も必要です。
まずは過去問を1年分解いてみることをおススメします。
まずは文法問題の得点力を
偏差値55前後、特に産近甲龍を目指している人。
まずは基本的な文法力と語彙力を付けましょう。
その後で、ちょっとした長文問題がある程度読めるようになる必要があります。
単語帳に『システム英単語』
単語をある程度覚えないと、大学入試ではお話になりません。
つづりを覚えていなくても大丈夫なので、単語を見て、意味が分かるようになりましょう。
まずはシステム英単語の単語を1200まで覚えましょう。
このレベルであれば、「シス単1200まで」はキーワードです。
「シス単1200まで」を達成できた人が、圧倒的に受かりやすくなります。
単語の勉強については「英単語の暗記に時間を割いてはいけないワケ」のページも参考にしてください。
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『Evergreen』を文法辞書として使う
入試問題でまず点を取らないといけないのは、文法の穴埋め問題です。
文法が怪しい人は、まずは文法書を1周きちんとやりましょう。
教材としては、『Evergreen』をおススメします。
Evergreenは
@配色がキレイで読みやすい
Aレベル別に分けて解説が進む
という特徴があります。
今後文法の勉強をするうえで、辞書のように何度も使うことになります。
各単元にCheck問題もあり、全部足しても200問しかありません。
怪しい単元は、まずCheck問題をやってみましょう。
それで全然できなければ、出来るようにEvergreenを読み込みます。
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『英語標準問題集1100』で文法の基本をマスターする
文法問題の基本を『英語標準問題集1100』で確実にモノにしておきましょう。
Evergreenの解説を読み込みながら、しっかり1問1問理解してください。
この問題集だけしっかりやっておけば、対策としては十分です。
@入試に出てくる文法問題は、全部カバーしている
A解説が丁寧
B難易度が丁度いい
分からない問題があったら、問題集の解説とあわせて、Evergreenの解説まで読んでおけば完璧です。
とにかく、この問題集をしっかりやりこみましょう。
ここで英語力の土台をしっかり作ることが大切です。
妥協はありません。
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『ランダム総点検 英文法・語法 最終チェック問題』で文法の確認
一通りの文法の演習が終わったら、『ランダム総点検 英文法・語法 最終チェック問題』でしっかりと定着させます。
この問題集である程度問題が解ければ完璧です。
@単元別になっていない
A解説が丁寧で読みやすい
B全400問とコンパクト
という特徴があります。
ランダム総点検で文法を仕上げる頃には、入試でもそこそこの安定感が出てくるはずです。
長文問題を解く土台のためにも、しっかりとやっておきましょう。
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『ハイパートレーニング』で読解力を
文法や語彙がある程度付いてきたら、長文演習の練習をしましょう。
産近甲龍までのレベルであれば、長文はそこまで長くありません。
センター試験のレベルの半分くらいの文章量を、確実に読める力が必要です。
教材としては、『大学入試英語長文 ハイパートレーニング レベル1』がオススメです。
これを解ききったら、赤本演習に移ってしまって構いません。
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最後に必ず赤本をやる
ある程度問題集をこなしたら、最後は赤本です。
赤本で何点取れるようになっているのか確認しましょう。
過去問である程度点数が取れたら、あとは本番で力を出し切るだけです。
あなたが志望校に無事合格できることを祈ります。