TOEIC925点とはどんな英語力か
2018/1/28実施の第227回TOEIC Listening & Reading 公開テストの結果が返ってきたので、TOEICスコアと英語力がどのくらいなのかについて少しお伝えしようと思います。
英語に関する背景
まずは背景から。
私は日本で暮らしていて、普段英語を使ってコミュニケーションを取ることは滅多にありません。
英語を使うのは、外国の旅行者などからたまに道を尋ねられたりしたときくらいでしょうか。
留学経験はおろか、旅行での渡航経験もありません。
ただ、塾講師をしているので英文を読む機会は非常に多いです。
大学受験の英語に大量に触れているため、文法や語彙力に関しては一般の方よりも身についていると思います。
TOEIC結果は925点
結果はL480/R445のTotal925点でした。
リスニングの方が点が高いですが、これは点数計算の仕組み的にそうなりやすいのが原因です。
正答数的には大体同じくらいだと思います。
925点のランク
TOEIC925点がどのくらいのランクなのかは、公式によると以下の通りです。
ただ、実情とは異なるなぁと感じます。
TOEICスコア860以上:レベルANon-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。
自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。
Native Speakerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。
これだと私は英語で余裕でコミュニケーション取れて、日常会話なんて朝飯前な人になってしまいますが、実際の感覚とはかなり違いがあります。
TOEIC925点の英語力
実際の感覚としては、洋画を字幕なしで観るにはわからないことが多すぎるし、洋楽の歌詞を一発で理解なんてことはできません。
特に会話表現があんまりわかりません。
TOEICのL&Rテストだと2技能しか要らないんで、アウトプット力が不足しているんですね。
Facebookで返信くらいなら全然出来ますが、咄嗟にスルスルとは口から出てきません。
じゃあ一体何なら出来るんだって話になるんですけど。
TOEICは2技能しか測ってないのですが、その部分については割と得意です。
例えば、専門用語さえ調べれば、論文なら割と読めます。
英語の取扱説明書もあまり苦じゃないですし、英語のサイトでもあまり困りません。
ただ、新聞になっちゃうと少し語彙力不足です。
会話では、相手の言っていることの7割程度は理解できます。
英語圏で暮らすにはちょっとハードル高いけど、日本に住んでる分で出会う英語には困らない程度という感じ。
日本人が目指す英語が出来る人とはちょっと違いますよね。
TOEIC925点なんてそんなもんです。
会話力は別で磨かないといけません。
勉強方法
これについてはまた別の記事として詳しく書こうと思いますが、高校英語以外に特別何か勉強をしたことはほとんどありません。
英語の基礎が身に付いていれば、語彙力さえ鍛えればTOEIC925点は達成できると思います。
今後の目標と方針
TOEIC L&R TESTはあくまでもListeningとReadingの2技能の試験なので、英会話力を鍛えるための目標としては不適切だと感じました。
英語がペラペラに話せることを目標にしている場合は、TOEICだけを目標にするのはオススメできません。
ただ、基本の語彙や文法力、読解力を鍛えるのには取っつきやすく、モチベーションになりやすいと思います。
私の理想像は英語がペラペラに話せることなので、次はTOEIC S&W TESTを受検することでモチベーションに繋げていこうと思います。