「勉強のやる気がでない」そこでどうするかで、差が生まれる

 

 

勉強のやる気が出ないで、ダラダラ時間を過ごしてしまった経験はありませんか?

 

勉強に限らず、やらなければならないことを目前にして、やる気が出ないことは多いと思います。

 

 

 

こんなとき「あぁ自分はダメだなぁ」と感じるかもしれません。

 

 

 

安心してください。

 

 

 

皆一緒です。

 

もちろん、塾講師の私もそうです。

 

 

 

大切なのは、やる気をコントロールすることではなく、やる気に関係なく勉強できる工夫をすることなのです。

 

この記事では、その工夫についてお伝えします。

 

 

 

やる気は、出ない

 

やる気に満ち溢れている人というのは、実はそんなに多くありません。

 

趣味や楽しいことで、やりたくて仕方ないものならまだしも、勉強なんてやりたくないのが普通です。

 

 

 

まず、やる気は出ないものだと理解してください。

 

もちろん、出そうとして出るわけがありません。

 

 

 

1時間勉強したら1万円貰える、というならやる気が出るかもしれませんが、それは勉強のやる気が出ているのではなく1万円が欲しいだけです。

 

 

 

定期テストで良い点を取りたいから、入試で合格点を取りたいから、周りにいい顔をしたいから、皆勉強しています。

 

これをモチベーションと言いますが、モチベーションだけで苦しい勉強を続けるのは少し無理がありますから、やはり工夫が必要になると思います。

 

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やる気と、勉強のハードル

 

勉強を始めるまでが、一番苦しい

 

勉強のやる気が出ない状態とは、実は大体「勉強を始める」のが嫌な状態です。

 

座りさえすれば、1時間くらい勉強すること自体は全然苦じゃないことが多いです。

 

 

 

数学の問題集を解き始めたら、2時間くらい一瞬で経ってしまうかもしれません。

 

人によっては、始めてみたら楽しんで問題を解いていることもあります。

 

 

 

そんな人でも、やはり勉強を始めるハードルはとても高いので、なかなか机に向かうことができません。

 

 

 

勉強を習慣化できない理由の一つがスタートのハードル

 

人間は嫌なことを始める直前が一番エネルギーを使います

 

 

 

スピーチの最中よりも、スピーチの直前が一番緊張しています。

 

入試問題を解いているときよりも、前日の夜が一番不安なのです。

 

 

 

勉強習慣をつけるためには、スタートのハードルに対して何か工夫をしないと、いつまで経っても変わることはできません。

 

 

やる気を出すというより、ハードルを下げる

 

実際に勉強を始められるようにするための工夫の一例を紹介します。

 

 

 

まとまった時間を取ろうとしない

 

「今から2時間勉強するぞ!」という意気込みはとても素晴らしいです。

 

しかしそれだと「2時間もやらないといけない…」と感じてしまった瞬間、終わりです。

 

 

 

とりあえず5分、とりあえず10分だけ、勉強しようかな、という気持ちも大切です。

 

全くやらないゼロよりも、遥かに立派です。

 

 

 

塵も積もれば山となりますし、毎日5分で出来る勉強もたくさんあります。

 

書店でも社会人向けに「1日5分で出来るダイエット、TOEIC攻略、○○資格取得」など短時間推しの本ばかりですよね。

 

大人でもやる気が出なくて困っているのです。

 

 

 

なので、とりあえず、5分でできることを探しましょう。

 

もちろん勉強し始めたら2時間集中してた、なんてことになれば素晴らしいですね。

 

棚からぼた餅です。

 

 

机で勉強しない

 

勉強は机でやるものと思っていませんか?

 

 

 

机に座るというのは、とてもエネルギーのいる作業です。

 

それはもう机というだけで拒否反応が出ているのです。

 

 

 

私は家の机でマトモに勉強したことがありませんし、できれば近寄りたくもないです。

 

 

 

ならどうするか、机を使わなければいいのです。

 

 

 

コタツや布団で寝転がって出来る勉強も沢山あります。(家の人には怒られるかもしれませんが)

 

机に向かう時間を増やすのではなく、机に向かう必要性を減らす方がよっぽど簡単です。

 

 

 

 

とりあえず勉強道具を持ってカフェへ

 

最悪勉強しなくてもいいので、やる気に関わらずとりあえずカフェに逃げ込んでしまう手があります。

 

そして着席と同時に、とりあえず道具を机の上に出しておく

 

 

 

そのうちやる気になるかもしれません。

 

 

 

そうなれば、棚ぼたですね。

 

実は私はこの方法のヘビーユーザーです。

 

何を隠そうこの記事も、棚ぼたによって書き進めています

 

 

 

勉強を中断したとき、再開するコツ

 

勉強していても、一度休憩するとなかなか戻ってこれません

 

1時間勉強して、5時間休憩なんてことも普通に起こります。

 

 

 

これは勉強再開のハードルですね。

 

そもそも始めるのにハードルがあったのに、再開するのにハードルが無いわけがありません

 

このリスタートのハードルを超えるのにもコツがあります。

 

 

 

フレックス時間割制度

 

長時間勉強するときは、学校の時間割のように、勉強開始時間をいくつか設定しておくことをオススメします。

 

ポイントは、終了時間を決めないことです。

 

 

 

長時間やればいいというものでもありませんし、集中が切れた状態で勉強しても成果はたかが知れています

 

とりあえずこれをやってしまおうと決めたら、それを終えた時点で休み時間です。

 

 

 

早く終えた分ボーナスタイムですね。

 

 

 

成果というのは効率×時間で決まります。

 

勉強でいう効率とは、すなわち集中力です。

 

 

 

集中できるように十分休憩して、決まった時間になったら再開しましょう

 

勿論やる気になれば、フライングで始めても構いません。

 

 

周りの目がある環境に

 

地味に効果的です。

 

 

 

例えばカフェで勉強道具を広げているのに1時間以上スマホを触っているだけの人がいたら、おいおいと思いますよね。

 

逆に自分が勉強道具を広げていれば、サボりと思われたら嫌なので、そのうち再開できます

 

私を含めカフェじゃないと勉強できない人は、これを頼って最大に活用しているのです。

 

 

せっかく机に向かったなら意味のある勉強を

 

苦労してスタートのハードルを飛び越えたなら、どうせなら点数に繋がるような勉強をしたいところです。

 

 

 

やはり成果が目に見えないと人は継続できないですから。

 

点数に繋がるような勉強とは、ずばり、机が必要な勉強です。

 

暗記や一問一答は、実は机が不要な勉強の代表例

 

机に向かって英単語の勉強をしていては、非常に勿体ない。

 

 

 

これについては、「何故勉強時間を確保しているのに点数が上がらないのか」で説明しています。

 

 

やる気についてのまとめ

 

やる気に頼らない勉強法を身につければ、自分の時間をとても有効に使えるようになります。

 

もちろんその先に待っているのは、合格などの幸せな結果です。

 

 

 

是非とも実践してみて、勝利を掴み取ってください。

 

 





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