勉強時間を作るためのたった一つの簡単な方法

 

受験勉強に限らず、やるべきことが多すぎて時間が足りない!なんて経験は誰しもあるものです。

 

しかしだからと言って、それらのTo Doリストを、やらずに放置するわけにはいきませんよね。

 

そんなときに、どうすれば上手く勉強時間を割り振ることが出来るのか説明します。

 

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机でやるべき勉強とそうでない勉強を分ける

 

多くの学生にとって勉強が出来ない最大の原因は、机に向かうために使う精神エネルギーが膨大であることです。

 

机に向かうまでは「嫌だな」「寝ていたい」「今日は疲れてる」と思っていたのに、いざやり始めてみるとすごく集中できた経験はありませんか?

 

これは受験に限らず、大学生になっても、そして勉強に絞らなければ社会人であっても同じです。

 

ものごとは、やり始めるのが一番大変

 

ならば、その壁を取り除けばいいのです。

机に向かわずに済む勉強は沢山ある

 

机に向かうのが勉強の大きな障害になるのであれば、解決するのは簡単です。机に向かわなければいいのです。

 

「え?なにそれ?勉強なの?」と思うかもしれませんが、私の生徒は基本的に勉強の一部は机に向かわずにこなすよう指導しています。

 

とは言っても何でも机無しにできるわけではありません。

 

机が必要かどうかは、以下の項目を基準にして分類します。

 

書く必要があるか
やめろと言われた瞬間に中断できるか
中断して思考が途切れないか

 

 

この基準はつまり、スキマ時間にねじ込むことが可能かどうかです。

 

実はこの中で一番重要なのは、「やめろと言われた瞬間に中断できるか」です。

 

突如できるスキマ時間の多くは、いつその時間が終わるかわからないのです。

 

 

例えば、「家に帰ってきてお風呂に入ろうとしたら、他の家族が先に入っていたとき」や、「ご飯を食べようとしたら、用意をするから待っててと言われたとき」などがこれにあたります。

 

非常に細かいリアルな設定ですが、このようなスキマ時間を有効活用できている受験生は非常に少ないです。

 

突如生まれた5分の時間、毎日有効活用できれば、それだけで月に2時間以上分の勉強です。

 

大したことないと思うかもしれませんが、習慣づけるとこの程度にとどまりません。

 

5分の時間を有効活用できるようになると、次々と同じような時間を見つけられるようになるので、1日15分、1週間で2時間弱の時間が使えるようになります。

 

2時間もあれば、単語テストの範囲を何周も読めてしまいますよね。

 

机が必要でない勉強は、机では絶対にしない

 

せっかく力を振り絞って、エネルギーを消費して机に向かったのにも関わらず、やっている勉強の質が低ければそれは非常に勿体ないですよね。

 

ですが実は、結構多くの受験生がその勿体ないことをしています

 

 

かつて塾の生徒が私に対して、嬉しそうにこう言ってきたことがあります。

 

「先生!今日自習室で2時間勉強しましたよ!」

 

この生徒は普段あまり勉強時間を取れておらず、前々から自習室を活用するように薦めていました。

 

ですから、これを聞いたときは非常に嬉しかったのです。ですが、次の言葉を聞いて一気に気持ちが変わってしまいました。

 

ずっと英単語帳を見てて、新しく単語も結構覚えました!

 

 

普段この生徒には化学を指導していたので、あまり英単語の勉強方法について十分に話せていなかったのですが、これはよく見かける勿体ない勉強例です。

 

この勉強の何がいけないのか。

 

 

勿論それは、単語帳は机が必要な勉強ではないからです。

 

英単語の勉強そのものの方法については割愛しますが、せっかく机に向かってやっていることが単語帳というのは本当に勿体ないことです。

 

(参考:英単語の暗記に時間を割いてはいけない)

逃げ道としての、勉強

 

机を使わずに済む勉強は、実は直接的には点数に繋がりません

 

数学の問題集や英語の長文読解を円滑に進めるための準備でしかないのです。

 

なので、私が指導している生徒たちはこれらの勉強を勉強時間としてカウントさせないようにしています。

 

 

その代わり、どうせ逃げるのであれば徹底的に脱力してハードルを下げるようにしています。

 

 

例えば、ふとん、扇風機の前、こたつ、床などが勉強場所として挙げられます。

 

これらの場所に、常に何か目を通せるようなものを用意させています。

 

英単語帳は普段から結構使っているので、例えば無機化学の暗記プリントなどを枕元に置いておきます。

 

(グシャグシャになってしまうかもしれませんが笑)

 

 

つまり、ふと休憩して寝転がってしまったりしたときになかなか机に戻れないのであれば、せめてプリントを読むくらいはしよう、ということです。

 

寝転がったままで構いませんし、何ならそのまま寝落ちしてしまっても構いません。

 

休憩から戻れずに大量に消費してしまう時間を、少しでも、0よりはマシ、という気持ちで使うのです。

 

 

そうすると皆、ゴロゴロしてしまっている罪悪感から逃れるために(笑)、なんだかんだとそのプリントを何度も読むことになります。

勉強時間以外を使えるかどうかがカギ

 

いかがでしょうか。

 

次のページ(何故勉強時間を確保しているのに点数が上がらないのか)では更に、机が必要な勉強と不要な勉強の特徴について解説しているので、是非読んでみてください。





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