やる気を出すための4つの環境
やる気が出ないときに、どうやってやる気を出すかというのは、受験生に限らず人間の永遠のテーマです。
やる気に関しては以前も記事を書きました。
(参考ページ:やる気が出ないとき、どうやって勉強するか)
今回はやる気を出すための環境に注目して考えてみましょう。
そして、ぜひ実践してみてください。
人は環境を整えればやる気が出る
勉強にせよ仕事にせよ、やる気を出すためにはある程度環境が整っている必要があります。
分かりやすい例では室温や空調ですね。
サウナで勉強しろと言われても暑すぎて出来たものではありませんし、やろうとも思いません。
逆に様々な環境の改善を積み重ねていけば、やる気が出る確率が上がります。
整えるべき環境は、4つに分類することが出来ます。
これらについて1つずつ説明していきます。
場所や雰囲気でやる気が出る
これが一番分かりやすいでしょうか。
学生も社会人も、何かに取り組むためにスタバなどのカフェに行く人は多いです。
これは環境を整えることで、作業のやる気を出しているのですね。
人の目や、落ち着いた雰囲気などもやる気を引き出す大切な環境です。
特に、周りの人の目というのは効果的にやる気を引き出す要因ですね。
一人ならサボってしまうけども、周りの目があるとやるしかありませんから。
カフェなどは周りの人が見ているわけではありませんが、教材を広げているのにずっと携帯を触っているのは何となくバツが悪いので、勉強を再開できることが多いです。
お金はかかりますがとても簡単に実践できるので、是非試してみてください。
モノでやる気が出る
ペンやノートにこだわりがある人は多いです。
自分のルーズリーフを忘れたというだけでも、やる気は簡単に何処かへ行ってしまいます。
逆に、お気に入りのシャーペンを使っているだけでもやる気が出たりします。
これはモノという環境の効果です。
高級文房具というのは、所有欲を満たすことでやる気に繋がるツールなのです。
別に高級文房具に限らず、あらゆる文房具やツールがこれに当たると思います。
私もiPadや自分のPCがあればやる気が出て執筆は捗りますが、忘れるとその瞬間にやる気を失いますからね。
服装でやる気が出る
さて、この辺からはあまり聞き慣れないことかもしれません。
私の持論ですからね。
ただし、服装というのはやる気に大きく繋がっています。
これを意識するかどうかで、生産性も大きく変わります。
社会人や就職活動を経験した大学生ならわかるかもしれませんが、スーツというのは着るだけで何となく背筋が伸びます。
別に服で強制されているわけではなく、何となく気分的にそうなるのです。
社会人がスーツを着るのは、スイッチの切り替えに繋がっているのです。
これは服装によるやる気の最たる例です。
同じ喫茶店で勉強するのも、適当なジャージで行くのと、きちんとオシャレをするのでは効率が本当に変わってきます。
私は今日は作業を進めようと思う日は、きちんとジャケットを羽織ってカフェに行くようにしています。
やる気があるから服を着るというよりは、服を着るとやる気が出るのです。
家で勉強する際も、パジャマから着替えてきちんとした服を着れば、少しやる気が出てくる可能性が高くなります。
そんなこと考えたことなかったという人は、是非実践して見ましょう。
システム・ワークフローでやる気が出る
ワークフロー、というと少し分かりにくいかもしれません。
何か作業をするときには、それをこなしていく順番や方法が必ずあります。
これをワークフローと言います。
このワークフローを最適化すると、やる気が出るのです。
例えば生物のある単元を勉強したいとしましょう。
やる気を出すには、その勉強をする具体的な順番を考えてから取り組みます。
例えば、参考書を読んで、自分なりにノートにまとめてから、学校問題集を解く、という流れですね。
これをきちんと考えて、どの問題集のどの問題レベルまで解くのか、まで細かく決めておきます。
この流れさえ決めておけば、どの単元を勉強するときも、同じワークフローで進めることができます。
ワークフローやシステムが決まっていると、次に何をしたらいいのかが明確に決まっているので、行動に移しやすくなります。
やる気が出ない人は、まず何をするのかさえ決まっていないことが多いです。
次のステップ、その次のステップまで考えてから、取り組んでみましょう。
やる気が出るのであれば、高くてもペイできる
ノートやペンを見てもときめかないのであれば、それらは既に賞味期限切れです。
使っていてもやる気は出ません。
やる気を出したいのであれば、是非とも買い換えましょう。
それだけでやる気に繋がるのであれば儲けものです。
お金よりも、やる気によって得られる成果の方が遥かに重要です。
良いスーツを買っている人は間接的にやる気を買っていて、そのやる気でお金を稼いでいると考えましょう。
合格や目標達成に繋がるのであれば、1万円の文房具も安いものです。
やる気は直接お金で買えませんからね。